プログラマーはきつい?やめとけと言われる7つの理由と将来性を徹底解説
いまや身の回りのありとあらゆる物にコンピュータープログラムが活用されています。
小学校でのプログラミング教育の必修化により、ITの世界はより身近なものとなりました。
IT人材の需要の高さなどから、プログラマーという仕事に興味を持つ人も多いのではないでしょうか。
しかし、そこでよく聞かれるのが、「プログラマーはきつい・やめておけ」といった否定的な言葉です。
実際のところはどうなのか、不安を感じている方も少なくないはずです。
今回の記事では、仕事内容、きついと言われる理由、将来性、向いている人の特徴などを詳しく解説していきます。
プログラマーとは
プログラマーとは、プログラミング言語を用いて様々なシステムやソフトウェアを作る仕事のことです。
「プログラミング」とは、コンピューターにさせたい動きをさせるための命令文を書く作業を指します。
具体的にはスマートフォンのアプリや家電、物流システムなど、あらゆる場面でプログラミング技術が活用されています。
システム開発では、一般的にシステムエンジニアが全体の設計を行い、それを基にプログラマーが形にします。
具体的な業務内容は開発対象により大きく異なり、活用するプログラミング言語も多岐にわたります。
主な開発分野としては、以下の8つの分類が挙げられます。
- Web系:WebサイトやSNS、ショッピングサイトなどのWebサービス全般
- 組み込み・制御系:家電やスマホ、IoT機器などのプログラム全般
- パッケージアプリケーション系:PCやスマホで動作するアプリ全般
- 社内システム系:企業が自社内で利用する専用システム
- 設備制御系:交通機関や工場などの設備制御に関するプログラム
- オープン・オンライン系:病院のデータベースなど共有環境で利用されるシステム
- 汎用系:大規模な基幹システムなど特定環境で動作するシステム
- 通信系:ルーターなどの通信製品に関連したプログラム
プログラマーがきついと言われる7つの理由
ここからは、プログラマーの仕事がきついと言われる代表的な7つの理由を解説していきます。
客先常駐で自由が利かない
IT業界はセキュリティ保護の観点から、顧客先の企業に常駐する「客先常駐」という形態が多いのが現状です。
常駐先のルールに縛られることや、情報の範囲が限られることを不自由に感じる人もいるでしょう。
自社と客先の両方に連絡が必要な場合もあり、人間関係の構築に苦労し休みが取りづらいと感じるケースもあります。
一方で、未経験でも採用されやすく、様々な現場を経験できるといったメリットも存在します。
大手企業で働くチャンスや、残業が比較的少ない現場を選べる場合も魅力の一つです。
慢性的な人手不足
IT人材の需要と供給のバランスが取れていない背景もあり、業界全体で慢性的な人手不足の状態が続いています。
特に中小企業ではその傾向が顕著で、一人で多くの業務を担わなければならない状況も想定されます。
労働時間が長い
プログラマーの仕事は多くの人が関わっているため、納期を厳守することが大前提となります。
トラブルが生じた際も納期変更は難しく、期限が近づくと残業が多くなりやすい傾向があります。
しかし最近では、フレックス勤務の導入など、労働環境の改善に取り組む企業も増えています。
給与が安い
給与の低さは、プログラマーの平均年齢の低さや、下請け構造が影響している場合があります。
IT業界は下請け会社に発注を流すケースが多く、階層が深くなるほど利益率が落ちる構造です。
そのため、下請けの現場になるほど、給与水準が低くなりがちなのは否めません。
同じような下流工程ばかりを担当すると、昇給に向けたスキルアップが難しくなることもあります。
テストが厳しい
プログラマーの仕事は、完成後にバグを見つけ、原因を解消する「デバッグ」作業が必須です。
修正と再テストを何度も繰り返さなければならない工程を、人によってはきついと感じるでしょう。
案件に対応する柔軟性が必要
突発的な障害対応や、急な仕様変更による設計のやり直しを求められるケースもあります。
何が問題なのかを素早く判断し、問題解決を行える柔軟性が常に求められます。
こうした状況が重なると、精神的なプレッシャーを感じる人も少なくありません。
日々の勉強が欠かせない
プログラミング言語の種類は多く、時代のニーズによって求められる技術は常に変化します。
IT業界は非常に変化が激しいため、日々新しい知識を自ら吸収し続ける姿勢が必要です。
下流工程の業務では労働環境が厳しい場合もありますが、業界全体で改善の動きも見られます。向き不向きも大きな要素となるため、自身の特性を理解することが重要です。
未経験からプログラマーになっても将来性はある?
プログラマーはIT業界の登竜門的な職種であり、未経験者の採用も積極的に行われています。
最初は厳しい環境と感じることもありますが、積極的にスキルアップを図れば条件は改善していきます。
一般的なキャリアパスとしては、マネジメント側へのステップアップが考えられます。
最近では、専門知識を極めるエキスパート系プログラマーとしての道も広く拓けています。
プログラミング言語は世界共通のため、将来的に海外で活躍するという選択肢も可能です。
プログラマーは活躍の場が広く、未経験からでも挑戦可能です。マネジメントだけでなく専門職としてのキャリアも拓けており、海外進出という大きな可能性も秘めています。
プログラマーに向いている方の特徴
ここからは、具体的にどのような人がプログラマーに向いているのか、その特徴を解説します。
論理的な思考を持っている
プログラミングを効率よく進める上で、物事を筋道立てて考える能力は欠かせません。
構造化や具体化して考えられる人は、プログラマーとしての適性が高いと言えるでしょう。
常に新しい情報をインプットできる
新しい情報を自らインプットし、学び続けることが苦にならない人は非常に向いています。
変化を楽しむ姿勢があれば、日々のアップデートも自然と合っていると感じられるはずです。
柔軟な対応力がある
働くうえでは、突発的な障害対応などの想定外の事態が頻繁に発生します。
スケジュールの変更などにも動じず、冷静に柔軟な対応ができる力が求められます。
効率よく進めるための論理的な思考力が必要です。常に新しい情報を取り入れ勉強を重ねること、そして突発的な事態にも動じない柔軟性が求められます。
プログラマーに関するよくある質問
よくある質問
プログラマーとは?
プログラミング言語を用いて、システムやソフトウェアを開発する仕事です。システムエンジニアの設計に基づき開発を行い、不具合への対応も重要な役割となります。
未経験でもなれる?
可能です。ただし継続には自らスキルアップする努力が不可欠です。自身の目指すキャリアステップを考慮し、適切な環境を選ぶことが成功の鍵となります。
まとめ
プログラマーの仕事内容や、きついと言われる理由、向いている人の特徴について解説してきました。
きついと言われる要因の裏にはメリットもあり、一概に厳しいというわけではありません。
自身の状況や適性により感じ方は異なるため、まずは自分の適性を正しく見極めることが大切です。
これからプログラマーを目指す方は、「どうなりたいか」という目標を明確にして進みましょう。
この記事で得た知識を参考に、自分に合った最適なキャリアを選び取ってください。
