WinSCPの使い方を徹底解説!インストール・設定・鍵認証の方法まで
WinSCPはFTPソフトの中でも有名ですが、初めて名前を聞く人も多いと思います。
この記事ではWinSCPの特徴やできることなどを紹介し、設定のやり方や使い方などを解説していきます。
このため、初心者や仕組みをきちんと理解できていない人にも整理をしやすく、作業の効率化に役立つかと思います。
WinSCPを使って作業を効率化したいと考えている人は参考にし、時間の短縮になるようにしてみてください。
WinSCPとは?
WinSCPはWindowsで使える「FTPソフト」のひとつで、パソコンとサーバー間におけるファイルの送受信ができます。
なお、通信規格を通してファイルを送受信することがFTPソフトの特徴であり、ダウンロードやアップロードなどをパソコンとサーバー間で行えるようになります。
WinSCPの特徴
WinSCPの特徴は5つあり、パソコンとサーバー間でファイルのやり取りをするために覚えておくと便利です。
- 通信プロトコルを利用したファイルの送受信に対応でき、SFTP・SCP・FTPなども可能
- ダウンロードやアップロードをドラッグ&ドロップするだけで簡単に行える
- 「Visual Studio Code」などの外部エディタと関連付けて利用できる
- フリーソフトとして公開されているため無料で手軽に使える
- Windowsのみ利用可能で、MacなどほかのOSでは使えない
WinSCPでできること
WinSCPでできることはパソコンとサーバーの間でファイルの送受信ができ、簡単な操作でできるため作業の効率化につながります。
アップロードやダウンロードは従来のやり方では時間や手間がかかりますが、WinSCPを使えばドラッグ&ドロップだけで手軽にできて便利です。
また、外部エディタを関連付けて利用できるため、FTPソフトとしての機能性が高いことがメリットです。
WinSCPは日本語にも対応しているため使いやすく、Windowsユーザーには役立ちます。
しかし、Windowsのみしか利用できないため、MacやLinuxなど別のOSでFTPソフトを使うならFileZillaなど別のソフトを探すことが必要です。
WinSCPはWindowsのみで利用可能なFTPソフトで、ファイルのやり取りが簡単な操作でできて便利です。外部エディタと関連付けて利用でき、日本語にも対応しています。
WinSCPのインストール方法
WinSCPを利用するには、まずインストールが必要です。
最初に公式のインストーラーダウンロードサイトにアクセスし、表示される画面のダウンロードボタンをクリックします。
その後、画面が切り替わり自動的にダウンロードが始まるため、終了するまでしばらく待ちます。
ダウンロードが完了すると、ダブルクリックでファイルを実行できるようになるため、そこで許諾をクリックします。
その後、次の画面で標準的なインストールにチェックがあるか確かめ、カスタムインストールであれば移動させて「次へ」をクリックします。
次に、表示される画面のインターフェーススタイルでコマンダーにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
WinSCPをダウンロードする方法
WinSCPのインストールファイルは「窓の杜」などのソフト紹介サイトからもダウンロードできます。
はじめにダウンロードページを開くと、画面にダウンロードボタンが表示されるのでクリックします。
クリックするとダウンロードが自動的に始まりますが、ブラウザの設定の関係で保存場所を聞かれることもあります。
この場合は任意の場所に実行ファイルを保存し、ダウンロードしたセットアップ用の実行ファイルがあるか確認します。
ダウンロードが始まらない場合は、ダウンロードリンクを再度クリックすると開始できるため、WinSCPを使うためにはきちんと完了させる必要があります。
セットアップ用の実行ファイル名にはバージョン番号が含まれます。最新の安定版を入手したい場合は、公式サイトからのダウンロードがおすすめです。
インストーラーを実行する方法
WinSCPのインストーラーはダウンロードしたセットアップファイルをダブルクリックして実行します。
次にインストーラーの画面が出てくるため「はい」をクリックします。
その後、ウィンドウに使用許諾契約書の同意が表示されるので、内容に問題がないかを確認し、標準的なインストールにチェックを入れて「次へ」をクリックします。
次に、インストール準備完了のウインドウが表示され、「インストール」をクリックすると進みます。
その後、表示される画面で「インストール」をクリックし、次の画面で「完了」を押せば使える状態になります。
インストールは公式のダウンロードサイトや窓の杜などから行えます。ダウンロードしたセットアップ用の実行ファイルをダブルクリックすれば、画面の指示に沿って数ステップで完了します。
WinSCPの設定
WinSCPを使うためにはサーバーに接続する前に設定する必要があり、流れをきちんと確かめないといけません。
最初にWinSCPを起動するとログイン画面になり、新しいサイトを選びます。
次に、ホストの設定画面を開き、以下の項目をそれぞれ入力していきます。
- 転送プロトコル:FTP
- 暗号化:暗号化なし
- ホスト名:ドメインまたはIPアドレス
- ポート番号:21
- ユーザー名:adminまたはWeb特権ユーザー用アカウントまたはWebユーザー用アカウント
- パスワード:サイト管理者用パスワードまたはWeb特権ユーザー用パスワード
その後は「設定」をクリックすると高度なサイトの設定の画面が開き、デフォルトのままで「OK」を押します。
次に、ログイン画面に戻るため「保存」をクリックし、セッションの保存名の画面もデフォルトのままで「OK」をクリックすると完了です。
設定は以上になりますが、ユーザー用アカウントやパスワードを使うため、利用する前に準備してきちんと覚えておく必要があります。
また、接続環境を変更するとFTPソフトでメールやウェブサービスに接続できなくなる場合もありますが、パッシブモードにすると解決できます。
WinSCPは手順さえ覚えればデフォルトのまま進んでいくだけで使えるようになり、利用したい場合でもほんの数分で設定が完了できて便利です。
WinSCPはアカウントとパスワードがあれば使えます。多くの項目はデフォルトのまま進められるため、使いたくなったら数分で設定が完了します。
安全性の高い接続方法
WinSCPを安心して使うためには接続方法を安全性の高いものにし、マルウェア対策を意識する必要があります。
安全性の高い接続方式は【SCP】【SFTP】【FTPS】があり、WinSCPはそれらにも対応しています。
なお、画面デザインはエクスプローラーとコマンダーの2つから選べます。
加えて、FTPクライアントソフトとしてSCPやSFTPにも対応しており、安全性も高いと言えるでしょう。
このため、ローカルPCとサーバーの間で安全なファイルのやり取りができ、マルウェア感染のリスクを抑えられて安心です。
また、ローカルPCへ保存したFTP接続情報をAES方式で暗号化するマスターパスワード機能も搭載されています。
WinSCPは【SCP】【SFTP】【FTPS】に対応し安全性が高いソフトです。安全性の高い接続をすることで、ローカルPCとサーバー間で安全なファイルのやり取りができます。
WinSCPの鍵認証の設定方法
WinSCPの鍵認証は最初に秘密鍵の登録が必須になり、ホスト名・ポート番号・ユーザー名を正しく設定します。
その後、「設定」を押すと高度なサイトの設定画面が表示され、画面左にある「認証」を選びます。
次に公開鍵認証の画面が表示され、鍵ファイルの追加ボタンをクリックします。
その後、最初に準備した秘密鍵を登録し、確認画面に切り替わると「OK」を押して完了です。
FTP接続を使ってWinSCPに接続する方法は、はじめにログインボタンをクリックし、ホストに接続することから始めます。
次に警告画面が表示されますが「OK」をクリックすると続行できます。
内容を把握していない場合は「いいえ」を押し、確認画面を見たうえで「はい」を押せば接続が可能です。
WinSCPの鍵認証はホスト名・ポート番号・ユーザー名が必要で、3つの項目を入力するだけで設定できます。警告画面の内容が分からない場合は、一度「いいえ」を押して確認できます。
WinSCPのわかりやすい使い方
WinSCPを使う方法は最初にサーバーに接続し、それからファイルのダウンロードやアップロードをします。
このため、WinSCPを使う場合は以下の手順を確かめ、きちんと覚えるとスムーズにできて便利です。
サーバーに接続
まずは、WinSCPのサーバーに接続する必要があり、ソフトを起動するとログインのポップアップが出るため手順を覚えることが大事です。
- 「新しいサイト」を選択する
- 「転送プロトコル」を選ぶ
- 接続先サーバーの「ホスト名・ポート番号」を入力する
- 「ユーザー名・パスワード」を入力する
- 入力漏れがないか確かめ「ログイン」ボタンをクリックする
この場合の転送プロトコルには5つの選択肢があり、「SFTP」「SCP」「FTP」「WebDAV」「Amazon S3」です。
また、サーバーに無事に接続できれば、WinSCPの画面上に接続サーバーのフォルダが表示されます。
そこで、適切な接続先に接続できているかを確認するようにしましょう。
なお、表示形式はメニューから変更することが可能です。
フォルダの表示形式には以下の4つがあります。
- 大きいアイコン
- 小さいアイコン
- 一覧
- 詳細
この中では「詳細」にするとファイルのサイズや更新日時、権限、所有者の情報などが一目で分かりやすく、多くの量を一括して管理する場合に便利です。
フォルダの移動は以下の3つの方法を繰り返して行います。
- フォルダをダブルクリックする
- 左側のツリーからフォルダを選ぶ
- 上部のアドレスバーにパスを入力する
この場合は、画面上にあるアイコンやショートカットキーを使うとスムーズにでき、覚えれば作業を効率化できるため便利です。
ファイルをダウンロード・アップロード
WinSCPでファイルをアップロードする方法は簡単で、ドラッグ&ドロップをするとできます。
具体的な方法はデスクトップやエクスプローラー上のファイルを、WinSCPで開いたサーバー上のフォルダに対してドラッグ&ドロップ操作するだけです。
逆に、ダウンロードの方法はWinSCPからエクスプローラーに対しドラッグ&ドロップ操作するだけで、すぐに移動させることが可能です。
WinSCPを使う前にはサーバーに接続する必要があります。フォルダの表示形式は「詳細」にすると分かりやすく、ファイルのアップロードやダウンロードはドラッグ&ドロップで行えます。
よくある質問
ここでは、WinSCPの利用を検討している方から特に多く寄せられる質問をまとめました。
導入前の疑問や不安を解消し、スムーズな活用につなげるための参考にしてください。
よくある質問
WinSCPとは?
Windowsで利用できる「FTPソフト」の一つで、パソコンとサーバーの間でファイルの送受信ができます。ドラッグ&ドロップだけでファイルのダウンロードやアップロードができ、通信プロトコルを利用した方法に対応します。ただしWindowsしか対応していないため、別のOSでFTPソフトを使うなら「FileZilla」がおすすめです。
WinSCPでできることとは?
パソコンとサーバーの間でファイルの送受信ができ、ドラッグ&ドロップだけで移動可能です。外部エディタを関連付けて利用でき、機能性が高いFTPソフトのためファイルの数が増えてもうまく整理できます。日本語に対応しており、Windowsユーザーであれば業務の効率化に活かすと便利です。
まとめ
WinSCPはパソコンとサーバーの間でファイルの送受信ができ、ドラッグ&ドロップだけで移動できます。
ただし、Windowsのみしか使えないため、MacやLinuxなど別のOSでは使えません。
また、WinSCPのインストールは公式サイトや窓の杜などからダウンロードでき、指示された通り実行すると使えるようになります。
安全性の高い接続方式に対応しているため、安全なファイルのやり取りを意識したい方にも向いています。
まずは本記事で紹介した手順を一つずつ実践し、日々の作業の効率化に役立ててみてください。
